肩こりと言う症病名はなく、肩こりとは肩の筋肉が硬くなっている状態のことです。
筋肉が硬いと、肩の痛みや重だるさや倦怠感、時には精神的な苦痛にもなります。
肩の筋肉には、血管や神経がたくさん通っています。
肩こりによって、筋肉が硬くなっていると、血管・神経を圧迫した状態になります。
血管が圧迫されると、血流が悪くなり、神経が圧迫されると、神経障害がおきます。
この2つの圧迫によって、重だるさ・しびれなどが起こります。
一番多い肩こりの原因は、「筋肉の疲労」
肩に筋肉は首とつながっており、頭を支えています。
肩の筋肉の主な働きは、頭が前に倒れるのを防ぐ働きや頭を後ろへ倒すときに使います。
デスクワークにおいて、頭を前に倒して作業をすると、肩の筋肉が常に使われていることになり、疲労がたまります。
姿勢が悪く、頭を前に突き出している様な人、車の運転時の姿勢も同様です。
当院では肩の筋肉が固くなる原因には、必ずしも、肩だけに問題があるわけではないと考えております。
骨盤の歪みから来る肩こり、肩甲骨や首の位置、大胸筋などの固さが原因なんて人もいます。
当院では、肩凝りの原因となる場所を特定し、そこを治療することで、根治を目指しています。